ITを効果的に学習するための「第一歩」

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今回はITを効果的に学習するために重要なことを書きたいと思います。今後、ITスキルを身に付けたいと思う方は、是非ご覧ください。

学習方法の基本

ITに限らず、何かを学習する際に重要なことは「目的」を明確にすることです。理由としては、次の内容が考えられます。

  • 学習すべき範囲が明確になる
  • モチベーションの維持に繋がる
  • 知識やスキルの定着度が高まる

前回の記事でも少し言及しましたが、学習すること自体が目的になるとやや危険です。確かに、知的好奇心や趣味の観点で新しいことを学ぶのは良いことだと思います。しかし、将来のアウトプット(実績)を意識すると、やはり目的を明確にして方向性を外さないように気を付ける必要があると思います。

英語の学習の例を挙げてみます。英語を学習する目的は、例えば外国の方とコミュニケーションを取れるようになることが考えられます。英語の文法や発音を学ぶのは、そのための手段(過程)になります。深い文法の知識を得ることや、学校の定期テストで良い点数を取ることを目的とすると、生きた語学を身に付けるのが遠回りになるでしょう。

この場合の効果的な学習方法は、例えば外国の方と出来るだけ接点を増やし、日常生活の中で会話ベースにて英語を実践的に学んでいくことだと思います。

ITを学ぶ目的

ITの学習においても、同様のことが言えると思います。将来のアウトプット(実績)を意識すると、ITを学習する目的は次の内容が考えられます。

  • 仕事や業務の生産性や効率を上げる
  • 新しい商品やサービス、技術を開発する
  • 新しいビジネスを創造する

プログラミングやシステム開発の手法を学ぶことは、そのための手段(過程)です。上記の目的を達成するために、どのようにITを学んでいけばよいのかは、次回の記事で書きたいと思います。

まとめ

将来のアウトプット(実績)を意識する場合は、学習する際に先ず目的(なぜそれを学ぶのか)を明確にすることが重要です。ITスキルを身に付けたいと考えている方は、そのスキルを将来的に何に活かしたいかを紙に書き出してみましょう。それが明確になれば、最初に着手すべき内容が見えてきて、学習に対するモチベーションも高まってくるでしょう。